@7machi@pawoo.net やっぱり聞こえない
@7machi@pawoo.net 聞こえないよー
Mastodonという、パラダイムシフト。【長文後編】
最近のSNS事情を見るに、「ごった煮の」「開かれた」SNSに疲れた人も多かろう。身内のみの「閉じた」SNSに対する需要は底知れない。
ある意味でこれは近年のアンチグローバリズム・アンチポリティカルコレクトネスとも呼応する。すなわち「開かれた」状態では見知らぬ人への配慮を求められ、まともにやろうとするととても息苦しくなってしまう。Mastodonは違う。中規模インスタンスに顕著だが、「スキモノ」しか集まらないために好き勝手できる。
オープンソースで開発されていることも見逃せない。これにより世界中の強者がサービス向上・機能開発できる。現状まだまだ未分化なSNSだが付随サービスもたくさん作られていくだろう。とても期待している。
技術は螺旋的に進歩するといつかの授業で教授が話していた。これに従えばまたいつかは集約的サービスに戻るということだ。それでも、今まさにその螺旋の只中にいるということをまざまざと見せつけられたことに私はとても興奮している。
Mastodonという、パラダイムシフト。【長文前編】
こないだサークルで会った人たちに喋った内容を落ち着いて整理して書いてみる。
Mastodon、今はTwitterライクでオープンなSNSとしか思われていないかもしれないが、私は似て非なるものと考える。
最近のWebサービスは全部ごった煮のグローバル/集約的なサービスが中心だった。Twitter、Pixiv、ニコニコ動画など、全ジャンルが網羅的に1つのサイトで見られるのは便利であり、コストパフォーマンスにも優れている。だがそれ以前はと言うと個人サイトが中心であった。インターネット古参の方なら思い当たる節があるだろう。
その点ではある意味MastodonというSNSはオールド・ファッションといえる。開設するためには技術・やる気・資本がある程度必要だ。しかしこれは時代の新しい潮流なのではないか。
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えんじにゃー